音楽演奏の社会史

音楽演奏の社会史―よみがえる過去の音楽

大崎 滋生

東京書籍 1993/9



目次


序 過去の音楽は現代音楽となった


第1部 復興の歴史(新しい音楽史へむけて

音楽演奏と音楽学の新たな関係

過去の音楽の復興

バッハ復活とドイツにおける過去の音楽の復興

ヘンデル受容とエンシェント・ミュージックの復興

「芸術」となった過去の音楽

二十世紀における「遠過去」音楽の復興

過去の音楽の楽譜の出版

過去の音楽の復興の現状

楽器の復興と声楽の問題

演奏慣習の復興)


第2部 復興の哲学(過去の演奏慣習を探る意味

歴史の復興とは何か

変貌する音楽聴

音楽作品は時代とともに変化するのか

オーセンティックとは何か

過去の演奏慣習の追究は可能なのか

なぜ過去の演奏慣習を追究するのか)


第3部 復興の実践(演奏における即興

即興としての装飾の実際

アーティキュレーション

フィグーレンレーレ、アフェクテンレーレ、レトリック

音楽にとってテンポとは何か

ピッチと音律の問題

演奏空間と場の問題)


終わりに 音楽学者と演奏家

金井隆之 音楽レッスン

青梅 / オンライン 【声楽】【ギター】【ボイトレ】【音楽理論】