歴史学入門 だれにでもひらかれた14 講

前川 一郎 編

昭和堂

出版年月日 2023/08/10

あなたは、いつ、どこで、何で、歴史を学んでいますか? 高校生から社会人まで、学び始めの、学び直しの一冊に最適!


第Ⅰ部 歴史学の見方と方法

第1章 歴史学――事実にこだわり、過去を通じて今を知る  前川一郎

第2章 歴史学の基本ルーティン――研究方法と論文の書き方  小林和夫

第3章 科学史――歴史的視野で科学の営みをとらえる  隠岐さや香

第4章 史学史――歴史学はいかに世界を認識してきたか?  浅田進史

第5章 海――海洋中心史観は陸地中心史観を超えるか?  鈴木英明

第6章 政治・社会思想史――歴史の天使は未来をまなざす  馬路智仁

第7章 歴史教育――公教育で歴史を学ぶとは  平井美津子


第Ⅱ部 過去を通じて現在を知る

第8章 グローバリゼーション――つながり、移動し、変化する歴史  太田 淳

第9章 国民と民族――なぜ人はネイションに縛られるのか?  中澤達哉

第10章 人種主義――複合的な差別のひとつとして考える  藤川隆男

第11章 ジェンダー――規範から自己決定へいたる歴史  小田原琳

第12章 経済成長と格差――なぜ世界には豊かな国と貧しい国があるのか?  小林和夫

第13章 帝国主義――国際社会の歴史的淵源を考える  前川一郎

第14章 戦争――カテゴリーの暴力を超えて  五十嵐元道


いつのまにか、歴史の書き手と読み手との関係、すなわち社会における歴史学の位置は大きく変容している。そのことにどれだけの歴史学者が気づいているだろうか。本書は、だれもが歴史をもっと楽しむために歴史学をどう活かすかを、読者とともに考える入門書である。

金井隆之 音楽レッスン

青梅 / オンライン 【声楽】【ギター】【ボイトレ】【音楽理論】